「うちの子は自立できる力がまだありませんから自立学習は無理です」
いいえ、母親の子宮にいるときから、いえ精子と卵子が結合した瞬間から自ら核分裂を繰り返し、自分から育とうと一生懸命に自立して生きています。人は初めから自ら生きよう、自ら育とうとする生きものなのです。母親からの支援を受けながら。
子宮の中にいる間は、へその緒を通して母親の血液から栄養を自ら吸い取り、自分で自分の血液を造っているのです。母親からの支援を受けながら。決して母親の血液が直接に子どもの体に入っているわけではありません。だから母親と同じ血液型とは限りません。あくまでも自分の血液は自分で造っているのです。完全に自立しています。母親に支援されながら。
多治見松陰塾は、子どもが本来持っている生きる力と能力を引き出し、目標達成とその先にある「誰かが傍に居なくても、一人の人間として掛け替えの無い一人格者として存在している自立状態」を支援します。息苦しく誰かが付きまとうことなく、活き活き伸び伸び完全個別に。
子どもを「できない者」として決めつけ、無理やり何かを強制したり、勉強を諦めたりバカにしたりするのではなく、認め励まし支援しながら「できる人間」「成長する人間」「伸びる人間」「磨けば光り輝く人間」と信じて関わり「引き出す」のです。付きまとうことなく、適度な間合いだからこそ育つのです。引き出す教育コーチングをするのです。
学力が伸びないのは、周りの大人が強制したり、押さえつけたりして、子どもの本来持っている自立能力を妨げ、単なる詰め込みや指示、命令、上から目線の強制、一方通行の受け身学習に頼るからです。
思考力が育たないので、いつまで経っても「わかったつもり」で終了。考えず書いているだけ。学力は伸びないどころか、下がっていきます。暗記・記憶型の単なる詰め込みは、入試では通用しなくなってきています。基礎をガッチリ固めた上で、演習問題を沢山解くことが思考力を高めるのです。
大人が早い時期から、子どもに自立学習能力を支援すればするほど、子どもは自ら発想力、論理力、表現力、思考力、会話力をどんどん開発していきます。指示しなくても強制しなくても、勝手に開発していきます。人は自ら育とうとする生きものなんです。支援してやることで。
しかも息抜きしながら、伸び伸びとマイペースに。誰かが息苦しく付きまとうことなく、活用能力を最大限に活かして。保護者は常にプラス思考で見守るだけで、子どもは勝手に自分の能力を開発していきます。
それでは保護者の皆様なら、職場で次のどちらを選択しますか?
上司から「できない者」として扱われ「つきっきりで監視させられる」あなた。あなた自身も上司が「つきっきり」で指導、監督してくれないと不安でしょうがない。だから指示、命令、支配、服従、受け身でないと生きられないあなた。自分の無い自分、空っぽの自分だから、都合の悪いことは、いつも誰かのせいにするあなた。自分は「こうありたい」と願うことなく、正々堂々と活き活きと生きられないあなた。
一方「できる者」として期待され、効率の良い仕事術を伝授され、伸び伸びと仕事を任せられるあなた。また適度な間合いとタイミングで必要な時に必要な指導をしてくれる上司。さらに上司から繰り返し褒められ、認められるあなた。
どちらが仕事に意欲が出ますか?どちらが仕事の効率が上がりますか?
保護者ではない子どもの君なら、次のどちらを選択しますか?
毎日毎日「おまえには無理だ!」と罵られ、その指導者の態度や生きざまを見ても「こんな姿にはなりたくない!」と思いながらも従うだけの君。いちいち「うるさい」から、反発ばかりを繰り返している君。でも受け身ばかりで育ってしまったから、自分からは何もできない君。だから勉強には集中できないし、そもそも勉強なんかは諦めている君。
一方、「おまえならできる」と自分の可能性を引き伸ばすように、繰り返し認め褒められる君。自信と誇りに満ちた大人の後ろ姿、自分の生き方に納得して生きている大人の後ろ姿を見て「こんな姿になりたい!」と頑張る君。